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ノル・ハシル・タノシイ その1 [オートバイ・全般]

前回までは事故で右腕を壊したのち、再びオートバイに乗るまでの顛末を書きました。
一区切りついたので、今度はライダー復帰後に話を進めましょう。


限定解除して免許問題も解決して、最初に乗ったのはコレ。
SUZU.GIF
GSX750S・カタナ。

画像が荒いねー。
1997年頃は『デジカメ10万画素スゲー!おまけに高額!』と言っていた時代で、
デジカメではなく、フイルムカメラの写真をスキャンしていました。


saiko.JPG
このカタナは82年式の初期型。悪名高き、耕運機ハンドルが付いていたモデルです。
当然、速攻でセパハンにしました。
今でも大好きなバイクで、ずっと乗りたいと思っていた車両です。

当時はリッターバイク全盛期だったので、15年落ちの古いナナハンは格安でした。
車検付き現状販売で19万8千円(笑)
セパハン化と最低限の整備費を加えても30万くらい。
不人気バンザイ。

右腕が不自由な状態で、どこまで扱えるのか分からなかったので、
高額のGSX1100Sは買えませんでした。
もっとも大型初心者には、750カタナでも十分に「怒涛の低速トルクでハイパワー」ですけどね。


よくカタナは『重い・曲がらない・止まらない』と言われますが、個人的には『そんな事ない』です。
スポーツマシンに比べたら限界性能は低いですが十分に走ります。

「フルブレーキでコーナー進入→一気に寝かせる→フル加速」 
これは無理。たぶん死にます。
「適切な速度でコーナー進入→しっかりニーグリップで寝かせる→速度落とさずに脱出」 
これは問題無し。

ハングオンの「レプリカ乗り」ではなく、「減速は最小・ニーグリップ重視」の走りならOKです。
ようは腕でハンドルをこじらずに、体重移動とニーグリップで曲がる基本的な乗り方をすれば平気。
結果的に片腕で走るには好都合の乗り方でした。


katana.JPG
カタナは2年乗って、2万キロ走りました。
暇を見つけては峠に行って、全身でバイクを操るのは楽しかったなー。
速くは走れないけど面白かった。
『もう一度オートバイに乗れて良かった』
そう心から思いました。


しかし大柄なセパハンマシンでは、上体を支えるために嫌でも腕に負担が掛かります。
ツーリングに行くと、走行距離が150kmで腕に痛みが出始め、200kmで身体の限界がきます。
無理すると車体のコントロールが出来なくなるので非常に危険。
『再度、事故で負傷したら二度とバイクに乗れない』
非常に悩みました。

「走る楽しさ」を失わないために、身体の負担が少ないバイクに乗り換える事に決意しました。
カタナ、今までお疲れ様。

次回の新しい相棒へ続きます。
 
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